ノートパソコンの誕生

そんな中、A4ノートサイズ、2.7kgと軽量で、最小限のインターフェースを装備しながら、大型の液晶ディスプレイを備え、デスクトップタイプのパソコンと互換性を保持した製品として、1989年6月27日発表、同年7月に東芝から発売されたDynaBook現・dynabookJ-3100SSは、198,000円という価格で衝撃を与えた。発表こそ セイコーエプソン のPC-286NOTE executive が先んじていたものの(1989年6月7日発表、同年 9 月発売、重さ 2.2kg、458,000円)、価格的には競合にならなかった。これらは、1989年10月には NEC より発売された PC-9801n とともに、「ノートパソコン」という新たな市場を切り開いた。 1991年にはアップルコンピュータがPowerBookシリーズの発売を開始、キーボードの手前にパームレストとポインティングデバイス(当時はトラックボール)を配置するという現在のノートパソコンのデザインの原型となった。ThinkPad(IBM/Lenovo)は独自のトラックポイントを採用している。